職務経歴書を書く時のコツは、自分のこれまでの仕事ぶりに関して「分析」することが必要となります。
自分がこれまでどんな業務に取り組んで、どんなスキルを身に着けたのか?
自分のヒューマンスキルは何か?
また、退職理由に関してはマイナス面にならないように言い換えるように記載しましょう。
- 時系列で書いていく
- 自己分析し、自分のやり遂げてきたことや強みは何かアピールする
- 退職理由は言い換える
職務経歴書の書き方
①時系列で書く
これまで勤務した場所が複数ある場合は時系列で書くことで、これまでの成長過程を示すことが出来ます。
多くは時系列で書くことが多いようです。
②自己分析する
自己PRには自分について知る必要があります。
「自分がこれまでどんな業務に取り組んで、どんなスキルを身に着けたのか?自分のヒューマンスキルは何か?」
- 仕事への取り組みの姿勢
- 目標達成意識の高さ
- 協調性
- 柔軟性
- 向上心・向学心
- 発想力
- 表現力
- 調整力
- 交渉力
- コミュニケーション能力
- 情報収集能力
- 指導力
- 決断力
などなど・・・
私もこのヒューマンスキルを踏まえた上で自己PRを考えることはとても難しかったです。
スキルなんて何もない…。なんてことはありません!
働く中で何か身に着けているはずです!
どう自分を売り込めるか、強みは何か?
自分が成し遂げてきたことは何だろうか?
この2点を整理しながら文章にまとめました。
【これまでの業務内容・スキル】
介護保険分野における理学療法士の役割を学びたいと思い退職を希望。
〇〇病院では、回復期病棟配属時に中枢疾患や整形外科疾患の患者様のリハビリテーションに従事し、在宅復帰へ向けた様々な支援を他職種と連携し実施。整形外科病棟への移動後は受傷後や術後の患者様、外来患者様の理学療法に従事し、患者様への動作指導や教育を実施。チーム内ではサブリーダーとしてリーダーの業務補助や後輩指導を行う。
△△病院へ入職後は、一般病棟で中枢疾患・外科疾患・内科疾患の患者様の理学療法に従事。リハビリテーション科内での様々な勉強会を開催し、科内スタッフとのスキルアップに務める。ICU病棟配属後は、術後の患者様のリハビリテーションに早期より介入し、他職種と協力して治療方針や転帰先の検討を行っている。
【自己PR欄】
これまでに回復期、急性期で様々な疾患の患者様を担当していくなかで、日々新たな知識を身につけられるように自己研鑽を心がけてきました。また、医師、看護師、ソーシャルワーカーなど他職種とチームとして連携し患者様の今後を考えるということに力を注いできたと思います。
貴施設においても、利用者様の生活や在宅復帰を支えるために、どのような支援が必要なのかを考えながら、これまでの経験を活かし取り組んでいきたいと考えております
③退職理由は言い換える
面接時には、職務経歴書の内容から質問されることもあるので退職理由以外は偽りなく書くことをおすすめします。
退職理由はマイナスに書くと印象が悪くなる可能性があるので言い方を換えましょう!!
例えば、「上司は話にならないし、残業も長いし疲れました・・・・。こんなとこ嫌。」
ではなく、⇒「新たな挑戦が出来る環境に身を置きたいと思い、転職を考えております。」など。
前向きな転職であることを強調しましょう!
④記載例
以下、例を参考に説明していきます。
赤枠に書いていることに気を付けて書いてみて下さい😊📝
職務経歴書は書式が指定されていない場合は、ネット上でダウンロードしたものを自分で編集して提出するといいでしょう。
以下のサイトで無料でダウンロード出来ますので利用してみて下さい!
職務経歴書も履歴書の時と同じく、再度使うこともあると思いますのでしっかりデータを残しておきましょう!
まとめ
イメージはつきましたか?
これまでの自分の経歴をアピールするのは難しいと感じると思います。
履歴書よりも職務経歴書の方が情報量が多いので、しっかり自己分析して書いてみましょう!
- 時系列で書いていく
- 自己分析し、自分のやり遂げてきたことや強みは何かアピールする
- 退職理由は言い換える
スーツ、履歴書、職務経歴書が揃ったらあとは面接のみです!
面接が一番緊張しますが、しっかり準備して臨みましょう!
⇒面接前には質問の回答準備をして臨みましょう!
⇒転職の基本と常識について知りたい方は参考までにこちらをチェックしてみて下さいね!
私はこの本かなり重宝しました。
それでは、また!Fin.📹