今回は理学療法士が臨床ですぐに使える知識が詰まった最新の本4選をご紹介します。
理学療法士といえば解剖生理学、運動学、治療手技ばかりに目が行きやすいですよね!
しかし、それだけでは臨床の幅は広がりません。
急性期になるほど病態理解やリスク管理は必須!
理学療法士として10年以上の経験がある私が臨床に活かせる本を厳選しました。
看護雑誌ですが、内容もかなり分かりやすく、とてもおすすめです!
理学療法士がおすすめする本最新4選
- 『エキスパートナース 患者さんの訴えを受け止めて、アセスメントするときにあなたが知っておくべき解剖生理』2024年8月臨時増刊号
- 『レスピカ 超図解!人工呼吸ケアとアセスメント』2024年8月1日発行
- 『ハートナーシング 病態・治療を抑えてケアの根拠に自信をプラス!Update!循環器の病気図鑑』2024年夏季増刊号
- 『エマログ 読影のコツ&看護のポイントがまるわかり!脳の救急画像』2024年6月1日発行
エキスパートナース
『患者さんの訴えを受け止めて、アセスメントするときにあなたが知っておくべき解剖生理』
患者様が訴える症状から原因を解剖生理で詳しく教えてくれている。
看護師向けの内容ですが、臨床で訴えを聞くことが多いリハビリ職には知っておいた方が良い知識といえるでしょう!
レスピカ
『超図解!人工呼吸ケアとアセスメント』
臨床で人工呼吸器を扱う人にはぜひ見てもらいたい内容!
波形の見方など図で詳しく解説されており、見やすくてわかりやすい。
臨床で起こり得るケース別に解説してくれているのも良い!
ハートナーシング
『病態・治療を抑えてケアの根拠に自信をプラス!Update!循環器の病気図鑑』
病気時間とあるように、病態や治療に関して個別に解説してくれている。
心電図波形に関しても詳しく書かれており、看護師向けですが、心リハや急性期病棟の人にはしておいた方が良い知識が詰まっている。
エマログ
『読影のコツ&看護のポイントがまるわかり!脳の救急画像』
急性期の脳画像の見方に関し、図解と画像を用いて解説してくれている。
同時に起こりえる現象も解説されているので病態のイメージがつきやすい。
画像に特化している内容なので細かな障害に関しての解説は少ない。
まとめ
臨床ですぐに使える知識が詰まった最新の本4選をご紹介しました。
今回ご紹介した本はどれも看護師向けの雑誌ですが、リハビリ向けの本よりも臨床で活かしやすい内容で、解説も分かりやすく、本の価格も安いことが多いのです。
リハビリ向けの本では日本離床学会の本がおすすめです!
私たちの仕事は「人」を診る仕事です。
「人」を診るためには解剖生理、運動学、治療手技などの知識だけでなく、さまざまな知識を得て、疾患ではなく「人」と向き合う努力を続けていきたいですね。
それでは、また!Fin.📹